「体入って何時間くらいかかるの?」「持ち物は?服装は?」——調べれば調べるほど情報がバラバラで、結局何を準備すればいいのかわからないまま当日を迎えそうになっていませんか?
初めての体入は誰でも緊張するもの。しかも、ナイトワークは普通のバイトと違って「知り合いに聞く」こともしづらく、ネットの情報も断片的で不安が募る一方です。
この記事では、ガールズバー業界の求人情報と実際に働く女性の声をもとに、体入の流れを6ステップで完全解説。当日の持ち物チェックリスト、服装の選び方、時給相場と天引き項目、さらには「断り方」まで網羅しています。
読み終えるころには、体入当日に何をすればいいかが明確になり、余計な不安なく臨めるはずです。
✅ 結論を先にお伝えすると、体入は「お店を試す場」であると同時に「あなたがお店を見極める場」。複数店舗を比較して、自分に合った職場を見つけるチャンスです。
ガールズバーの体入(体験入店)とは
体入の目的とメリット
体入(体験入店)とは、1日または数時間だけお店で実際に働いてみる制度です。ガールズバーをはじめとしたナイトワークでは、面接だけでなく体入を経て本採用が決まるのが一般的です。
体入には働く側にとって大きなメリットがあります。
🔹 体入のメリット:
- お店の雰囲気や客層を実際に確認できる
- 先輩キャストやスタッフとの相性がわかる
- 自分にナイトワークが向いているか判断できる
- 合わなければ本入店を断れる
求人情報だけではわからない「実際の働きやすさ」を確認できるのが体入の最大の利点です。複数のお店で体入して比較検討する人も多くいます。
体入でも給料は発生する
体入はお試しとはいえ、働いた時間に応じて給料が支払われます。ほとんどの店舗では当日中に現金で手渡しされるため、本採用されるかどうかに関わらず必ず報酬を受け取れます。
体入時給の相場は1,500円〜2,000円程度で、本入店時のスタート時給と同等か、やや低めに設定されていることが多いです。
体入と本入店の違い
| 項目 | 体入 | 本入店 |
|---|---|---|
| 期間 | 1日〜数回 | 継続的 |
| 給料 | 当日払い | 日払い or 月払い |
| ノルマ | なし | 店舗による |
| バック | つかないことが多い | ドリンクバック等あり |
| シフト | 1回ごとに相談 | 固定 or 希望制 |
体入では売上ノルマや指名ノルマは課されません。お店の雰囲気を知ることが目的なので、プレッシャーなく働けます。
ガールズバー体入の流れ【6ステップ】
体入は以下の流れで進みます。お店によって多少の違いはありますが、基本的な流れは共通しています。
求人を探して応募する
まずは働きたいエリアや条件に合うガールズバーを探しましょう。求人サイトやSNS、店舗の公式サイトなどから応募できます。
応募時に確認しておきたい項目:
- 体入時給と本入店後の時給
- 勤務可能な時間帯
- 服装の規定(私服OK or 衣装あり)
- 交通費の支給有無
求人選びのポイントはガールズバーバイト初めての方必見!失敗しない選び方と応募方法で詳しく解説しています。
面接を受ける
応募後、日程を調整して面接を受けます。ガールズバーの面接は私服でOKなお店がほとんどです。ただし、清潔感のある服装を心がけましょう。
面接で聞かれることの例:
- 志望動機(なぜ働きたいか)
- 週に何日出勤できるか
- 1日何時間働けるか
- ナイトワークの経験の有無
- お酒は飲めるかどうか
面接では容姿だけでなく、コミュニケーション能力や受け答えの印象も見られています。採用基準や面接対策についてはガールズバーの採用基準は?アルバイト面接に受からないときの対策を参考にしてください。
仕事内容・条件の説明を聞く
面接に通過すると、具体的な仕事内容や採用条件の説明があります。
🔹 このタイミングで確認すべきこと:
- 時給・バックの仕組み
- シフトの入れ方
- 衣装のレンタル有無と費用
- 送迎の有無と費用
- 罰金・ペナルティの有無
わからないことや不安な点があれば、このタイミングでしっかり質問しておくことが大切です。後から「聞いていない」とならないよう、疑問は解消しておきましょう。
衣装に着替える
説明が終わったら、体入スタートの準備をします。衣装があるお店では店舗のものを借りて着替えます。私服勤務のお店ならそのままでOKです。
衣装に着替える際の注意点:
- 借りた衣装は丁寧に扱う
- アクセサリーは指示に従う
- メイクを直す時間を確保する
実際に接客する(体入スタート)
着替えが終わったらフロアに出て、実際に接客を行います。最初は先輩キャストやスタッフがついてフォローしてくれるので、未経験でも心配いりません。
体入中は「自分がこのお店で働けそうか」を意識しながら、お店の雰囲気や働きやすさをチェックしましょう。
給料を受け取り終了
勤務終了後、その日の給料を受け取ります。全額日払いで現金手渡しが基本です。給料を受け取る際は、事前に聞いていた条件と合っているか確認してください。
給料を受け取った後、本入店の打診をされることがあります。その場で決める必要はないので、「検討させてください」と伝えて後日返事をしても問題ありません。
面接と体入が同日の場合のスケジュール例
「即日体入OK」のお店では、面接と体入を同じ日に行うことができます。
即日体入の所要時間の目安
即日体入の場合、合計で4〜6時間程度を見ておくと安心です。
| 工程 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 面接 | 30分〜1時間 |
| 説明・着替え | 30分程度 |
| 体入(実働) | 2〜4時間 |
| 給料受け取り・退勤 | 15分程度 |
当日の具体的なタイムスケジュール
18時開始の即日体入を例にすると、以下のようなスケジュールになります。
🔹 タイムスケジュール例:
- 17:50 お店に到着
- 18:00 面接開始
- 18:30 仕事内容の説明・着替え
- 19:00 体入スタート
- 22:00 体入終了・給料受け取り
- 22:15 退勤
終電の時間や翌日の予定を考慮して、無理のないスケジュールで体入しましょう。終電を過ぎる場合は送迎の有無と費用を事前に確認しておくことが大切です。
体入当日の持ち物チェックリスト
体入当日に必要な持ち物を紹介します。忘れ物があると困るので、前日までに準備しておきましょう。
必須の持ち物
🔹 絶対に必要なもの:
- 顔写真付き身分証明書(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
- スマートフォン(連絡用)
- 現金(交通費・緊急時用)
身分証明書は年齢確認のために必須です。顔写真付きのものを必ず持参してください。保険証のみでは受け付けてもらえないお店もあります。
あると便利な持ち物
🔹 持っていくと役立つもの:
- メイク道具(こまめに直せるように)
- ハンカチ(グラスの水滴を拭く用)
- 筆記用具・メモ帳(仕事内容のメモに)
- ヌーブラ・予備のストッキング(衣装がある場合)
- ライター(お客さんのタバコに火をつける場面で使う)
履歴書は不要なお店が多いですが、念のため事前に確認しておくと安心です。
体入の服装・身だしなみ
体入時の服装はお店によって異なります。事前に確認しておきましょう。
私服OKのお店の場合
私服勤務のお店では、きれいめのワンピースやスカートスタイルが好まれます。
🔹 おすすめの服装:
- 膝丈〜ミニ丈のワンピース
- タイトスカート+ブラウス
- きれいめのトップス+ミニスカート
🔹 避けたほうがいい服装:
- ジーンズ・パンツスタイル
- カジュアルすぎるTシャツ
- 露出が過度に多い服
靴はヒールのあるパンプスが基本ですが、立ち仕事なので疲れにくいものを選びましょう。
服装選びの詳細はガールズバーの服装ガイド|私服?制服?選び方から面接コーデまで解説で解説しています。
衣装・制服があるお店の場合
コンカフェやコンセプトのあるガールズバーでは、お店で衣装を用意していることが多いです。この場合は普段着で来店してOKで、お店で着替えます。
衣装がある場合の注意点:
- ヌーブラやベージュのストッキングを持参する
- 衣装に合わせたメイクを意識する
- 借りた衣装は丁寧に扱う
メイク・髪型のポイント
ガールズバーでは普段より少し華やかなメイクが好まれます。ナチュラルすぎると印象が薄くなりがちなので、アイメイクやリップをしっかりめにしましょう。
髪型は清潔感があり、動きやすいスタイルがおすすめです。ロングヘアの場合は、接客の邪魔にならないようまとめておくと良いでしょう。
体入中の仕事内容
体入では実際の業務を体験します。未経験でも先輩がフォローしてくれるので安心してください。
ドリンク作り
ガールズバーの基本業務はお客さんの注文に合わせてドリンクを作ることです。
ビール・ハイボール・カクテルなど、お店によって提供するドリンクは異なります。作り方は先輩が教えてくれるので、最初からすべて覚える必要はありません。
お客さんとの会話
ドリンクを作りながら、カウンター越しにお客さんと楽しく会話するのがメインの仕事です。
話すのが苦手でも、聞き上手になればOK。お客さんの話に相づちを打ったり、質問を返したりするだけで会話は続きます。
🔹 会話で意識すること:
- 笑顔を忘れない
- 適度に相づちを打つ
- お客さんの名前を覚える
- 否定的な発言は避ける
その他の業務(グラス洗い・片付けなど)
接客以外にも、グラス洗いやテーブルの片付け、灰皿の交換などの業務があります。
体入中はできることが限られますが、自分から動く姿勢を見せることで好印象につながります。手が空いたら「何かお手伝いできることはありますか?」と聞いてみましょう。
体入の時給・給料の相場
体入でもらえる給料について詳しく解説します。
体入時給の相場
ガールズバーの体入時給は1,500円〜2,000円程度が相場です。エリアやお店のランクによって異なり、都心部の人気店では2,500円以上に設定されていることもあります。
| エリア | 体入時給の目安 |
|---|---|
| 都心部(新宿・渋谷・池袋など) | 1,800円〜2,500円 |
| 地方都市 | 1,500円〜2,000円 |
| 郊外 | 1,300円〜1,800円 |
体入時給にはドリンクバックが含まれている場合と含まれていない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
給料から天引きされる項目
提示された時給がそのままもらえるとは限りません。以下の項目が天引きされることがあります。
🔹 天引きされる可能性のある項目:
- 厚生費(500円〜1,000円程度)
- 衣装レンタル代(500円〜1,500円程度)
- 送迎代(1,000円〜2,000円程度)
- 源泉徴収(10%程度)
天引き項目はお店によって異なるので、体入前に必ず確認してください。「手取りでいくらになりますか?」と直接聞くのが確実です。
手取り金額の計算例
体入時給2,000円、実働3時間の場合の計算例を紹介します。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 体入時給 × 実働時間 | 2,000円 × 3時間 = 6,000円 |
| 厚生費 | −500円 |
| 衣装レンタル代 | −500円 |
| 手取り金額 | 5,000円 |
本入店後の時給や収入の詳細はガールズバーの時給相場と実収入|月収・年収の目安と稼ぎ方で解説しています。
体入で確認すべきチェックポイント
体入は「このお店で働けるか」を判断する機会です。以下のポイントをチェックしましょう。
お店の雰囲気・客層
実際にお店に入ると、求人情報だけではわからない雰囲気がわかります。
🔹 チェックポイント:
- 店内の清潔感
- お客さんの年齢層・雰囲気
- 客入りの状況
- 騒がしさ・静かさ
自分が居心地よく働けそうかを感覚的に確認してください。
スタッフ・先輩キャストとの相性
一緒に働く人との相性は、長く続けるうえで重要です。
🔹 チェックポイント:
- スタッフの対応は丁寧か
- 先輩キャストは親切に教えてくれるか
- キャスト同士の仲は良さそうか
- 質問しやすい雰囲気か
体入中に感じた違和感は、本入店後も続く可能性があります。直感を大切にしましょう。
実際の勤務条件と求人情報の一致
求人情報と実際の条件が違っていないか確認することも大切です。
🔹 確認すべき条件:
- 時給・バックの金額
- シフトの自由度
- ノルマ・罰金の有無
- 衣装代・送迎代などの費用
少しでも「聞いていた話と違う」と感じたら、本入店は慎重に判断してください。
危険なお店を見分けるサイン
残念ながら、働く女性に不利益な条件を押し付けるお店も存在します。
🔹 注意すべきサイン:
- 身分証をコピーして返さない
- 本入店を強引に迫ってくる
- 給料の説明が曖昧
- 罰金制度が厳しい
- スタッフの態度が高圧的
これらのサインを感じたら、そのお店での本入店は避けたほうが無難です。
体入でよくある失敗と対処法
体入で起こりがちな失敗と、その対処法を紹介します。
遅刻・時間に関するミス
体入で最もやってはいけないのが遅刻です。面接も兼ねている場合は特に印象が悪くなります。
🔹 対策:
- 開始時刻の5〜10分前には到着する
- 初めて行く場所は道順を事前に確認する
- 電車遅延に備えて余裕を持って出発する
万が一遅れそうな場合は、わかった時点ですぐに連絡しましょう。無断で遅刻するよりも、連絡を入れたほうが印象は良くなります。
接客中の失敗
体入中に接客で失敗しても、過度に落ち込む必要はありません。
🔹 よくある失敗と対処法:
- 会話が続かない → 聞き役に徹する、質問を返す
- ドリンクの作り方がわからない → 先輩にすぐ聞く
- お客さんに失礼なことを言ってしまった → 素直に謝る
未経験者が完璧にできないのは当然です。失敗しても素直に謝り、次から気をつける姿勢を見せることが大切です。
条件の確認不足
「時給が思っていたより低かった」「天引きされると聞いていなかった」といったトラブルは、事前確認で防げます。
🔹 対策:
- 時給・天引き項目を面接時に確認する
- 口頭での説明だけでなくメモを取る
- 不明点はその場で質問する
後から「聞いていない」と言っても対応してもらえないことが多いので、事前確認を徹底しましょう。
体入後の対応
体入が終わった後の対応について解説します。
本入店を決める判断基準
複数のお店で体入した場合、どこで働くか迷うこともあるでしょう。
🔹 判断基準の例:
- 時給・バックの条件
- シフトの自由度
- お店の雰囲気・居心地の良さ
- 通いやすさ(立地・交通費)
- スタッフ・キャストとの相性
条件面だけでなく、「ここなら続けられそう」と思えるかどうかを重視してください。
断る場合の伝え方
体入後に本入店を断ることは珍しくありません。お店側も慣れているので、遠慮せずに断って大丈夫です。
🔹 断り方の例文:
- 「検討した結果、今回は見送らせていただきます」
- 「他のお店と比較して、別のお店に決めました」
- 「自分には合わないと感じたので、辞退させてください」
理由を詳しく説明する必要はありません。シンプルに断るのがベストです。しつこく引き止められたら、連絡を無視しても問題ありません。
複数店舗で体入するときの注意点
2〜3店舗で体入して比較するのは一般的なことです。ただし、いくつか注意点があります。
🔹 注意点:
- 同じエリアのお店は情報が回ることがある
- 体入だけを繰り返す「体入荒らし」と思われないようにする
- 各お店の返事は早めにする
本入店する気がないのに体入だけを繰り返すと、業界内で悪い評判が立つ可能性があります。本気で働く気持ちで体入に臨むことが大切です。
お酒が飲めなくても体入できる?
結論から言うと、お酒が飲めなくても体入・本入店は可能です。
ガールズバーではお客さんからドリンクをもらうことがありますが、必ずしもアルコールを飲む必要はありません。ソフトドリンクやノンアルコールカクテルで対応できるお店も多くあります。
ただし、お店によってはキャストにもアルコールを飲むことを求められる場合があります。面接時に「お酒は飲めますか?」と聞かれたら、正直に答えて対応を確認しましょう。
🔹 面接での回答例:
- 「お酒は飲めませんが、ソフトドリンクで対応できますか?」
- 「少しは飲めますが、たくさんは飲めません」
無理に飲んで体調を崩すより、最初から正直に伝えておくほうが安心です。
体入のキャンセル・日程変更の連絡方法
急な予定変更で体入に行けなくなった場合は、できるだけ早く連絡しましょう。
🔹 連絡のポイント:
- わかった時点ですぐに連絡する
- 電話が基本(メールやLINEは見てもらえない可能性がある)
- 理由を簡潔に伝え、謝罪する
🔹 連絡の例文: 「本日◯時から体入の予約をしていた◯◯です。急な体調不良で伺えなくなりました。申し訳ありません。日程を変更していただくことは可能でしょうか?」
無断キャンセルは絶対に避けてください。業界内で情報が共有され、他のお店での体入にも影響する可能性があります。
まとめ
ガールズバーの体入は、応募→面接→説明→着替え→接客→給料受け取りという流れで進みます。体入時給は1,500円〜2,000円程度で、当日に現金で支払われるのが一般的です。
持ち物は顔写真付きの身分証明書が必須。服装は私服OKならきれいめのワンピース、衣装ありならお店の指示に従いましょう。
体入では、お店の雰囲気・スタッフとの相性・求人情報との一致を確認することが大切です。合わないと感じたら無理に本入店する必要はありません。複数店舗で体入して、自分に合ったお店を見つけてください。
