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ガールズバーのキャッチのコツ|女性キャスト・男性ボーイ別に解説

夜の歓楽街で、ネオンを背景に笑顔で客引きをする若い女性。

夏の暑さの中、汗をかきながら外に立ち続ける。声をかけても無視、無視、また無視——「正直、キャッチだけはやりたくない」と思いながら働いていませんか?

ガールズバーのキャッチは、ノルマがない代わりに設けられた独自の集客システムです。キャバクラのような売上ノルマはない反面、天候に関係なく外に出て声をかけ続けるという負担があります。

この記事では、キャッチのコツから法的に注意すべきポイント、そしてキャッチを減らす方法まで、働く側の視点で徹底解説します。女性キャスト向け・男性ボーイ向けそれぞれのアプローチも紹介しているので、自分に合ったコツが見つかるはずです。

読み終える頃には、「無視されるのが当たり前」という心構えと、成果を出すための具体的なテクニックが身についているでしょう。

結論から言うと、キャッチは辛い業務ですが、コツを掴めばインセンティブで収入アップにつながる「高収入への入口」でもあります。

目次

ガールズバーでキャッチに出る理由

キャッチが必要な経営構造

ガールズバーでキャッチが必要な理由は、経営構造にあります。

ガールズバーの特徴は、お客さんがいなくてもキャストの時給が発生すること。店内で待機しているだけでは、お店は人件費だけを払い続けることになり赤字になります。

そこで、待機時間を集客活動に充てるのがガールズバーの仕組みです。キャストが外に出てお客さんを連れてくれば、待機時間が売上に変わります。

キャバクラとの違い:

業態集客方法ノルマ
キャバクラ店内待機・営業活動売上ノルマ・指名ノルマあり
ガールズバーキャッチで集客基本的にノルマなし

ガールズバーはノルマがない代わりにキャッチに出るという仕組みになっています。

キャッチで連れてきたらインセンティブがある

多くのガールズバーでは、キャッチでお客さんを連れてきた場合に**インセンティブ(歩合)**が支給されます。

📌 インセンティブの相場:

  • 1組あたり数百円〜1,000円程度
  • 店舗によって金額は異なる
  • ドリンクバックと併用できる店舗も

キャッチは辛い業務ですが、収入アップのチャンスでもあります。1時間に1組連れてこられれば、時給に数百円上乗せされるイメージです。


女性キャストのキャッチのコツ

基本は笑顔と明るい表情

キャッチで最も重要なのは笑顔です。暗い顔で立っていると、お店の印象も悪くなります。

「作り笑顔でいいの?」と思うかもしれませんが、練習すれば自然な笑顔になります。鏡の前で練習したり、楽しいことを考えながら立つだけでも表情は変わります。

😊 笑顔のポイント:

  • 口角を上げる
  • 目元も笑う(目が笑っていないと不自然)
  • 姿勢を良くする

お客さんは「この子と話したら楽しそう」と思って入店を決めます。暗い表情のキャッチからは、誰も店に入りたいとは思いません。

効果的な声かけフレーズ

声かけは自然な会話の延長を意識しましょう。

NGな声かけ:

  • 「お時間ありませんか?」(断りやすい)
  • 「ガールズバーどうですか?」(いきなりすぎる)

効果的な声かけ:

  • 「今日はどんなお店お探しですか?」
  • 「お仕事お疲れ様です。少し休んでいきませんか?」
  • 「私もこのお店で働いてるんですけど、よかったら来ませんか?」

自分も働いていることをアピールすると、「この子がいるなら行ってみようかな」という動機づけになります。

声をかける人の見極め方

手当たり次第に声をかけても効率が悪いです。声をかける人を見極めることで、成功率が上がります。

🎯 声をかけるべき人の特徴:

  • キョロキョロと店を探している様子
  • 歩くスピードがゆっくり
  • 2軒目を探していそうな雰囲気(少し酔っている)
  • 身なりが整っている(金銭的に余裕がありそう)

🚫 声をかけても難しい人:

  • 早足で歩いている
  • イヤホンをしている
  • 女性連れ
  • 明らかに急いでいる様子

常連客の中にお金を使ってくれる人がいたら、その人に似た雰囲気の人を探すのも一つの方法です。

客層に合わせたアプローチ

お客さんの見た目や雰囲気から、声かけの内容を変えると効果的です。

客層効果的な声かけ
サラリーマン「お仕事お疲れ様です。少しリラックスしていきませんか?」
若い男性「初めての方も安心の料金システムです」
グループ「皆さんで楽しめる広いお席ありますよ」
迷っている様子の人「どんなお店をお探しですか?ご案内できますよ」

時間帯別の客層と対応

時間帯によって客層が変わるため、アプローチも変える必要があります。

時間帯客層ポイント
夕方〜20時仕事帰りのサラリーマン「お疲れ様です」から入る
21時〜23時二次会需要・若い客層盛り上がりをアピール
深夜他店からの流れ客「もう1軒いかがですか?」

季節・天候を活かすテクニック

天候が悪い日はむしろチャンスです。「どこかに入りたい」と思っている人が多いからです。

☀️ 夏場:

  • 「クーラー効いてますよ」
  • 「冷たいドリンクサービスしてます」

❄️ 冬場:

  • 「暖かい店内でひと休みしませんか?」
  • 「ホットドリンクもありますよ」

🌧️ 雨の日:

  • 「雨宿りがてら休んでいきませんか?」

雨の日はキャッチの成功率が上がるという声も多いです。辛い天候ほど、実は成果が出やすいタイミングです。


キャッチの身だしなみと服装

第一印象は3秒で決まる

人の第一印象は3秒で決まると言われています。キャッチでは、話す内容より見た目の印象が先に判断されます。

「可愛くないと無理?」と思うかもしれませんが、そうではありません。雰囲気づくりで十分カバーできます。

万人受けする「量産型」の考え方

キャッチで成果を出すなら、個性より万人受けを意識しましょう。

多くの人に声をかける以上、多くの人のタイプに入る必要があります。奇抜なファッションや派手なメイクは、好き嫌いが分かれてしまいます。

👗 万人受けのポイント:

  • ナチュラルメイク
  • シンプルな服装
  • 清潔感を最優先
  • 親しみやすい雰囲気

個性を出すのは、指名客がついてからで十分です。まずは**「嫌われない見た目」**を目指しましょう。

清潔感とナチュラルメイク

キャッチで最も大切なのは清潔感です。

清潔感チェックリスト:

  • 髪がボサボサになっていないか
  • メイクが崩れていないか
  • 服にシワや汚れがないか
  • 爪が汚れていないか

外に長時間立っていると、どうしても身だしなみが乱れがちです。定期的に鏡でチェックする習慣をつけましょう。


男性ボーイのキャッチのコツ

男性キャッチの役割と強み

男性スタッフ(ボーイ)のキャッチは、女性キャストとは役割が異なります

👔 男性キャッチの役割:

  • 案内人・情報提供役として立場を明確にする
  • 料金やシステムを具体的に説明する
  • 女性キャッチと連携プレーで成果を上げる

女性キャッチが最初に声をかけ、興味を示したお客さんに男性が詳細を説明するという連携が効果的です。

男性スタッフの仕事内容について詳しくは「ガールズバー男性スタッフ(ボーイ)の仕事内容」で解説しています。

効果的な声かけ方法

男性キャッチはビジネスライクな対応で信頼感を出すのがポイントです。

効果的な声かけ例:

  • 「ガールズバー、全員指名料無料、飲み放題3,000円からやってます」
  • 「今なら特典ありますよ」
  • 「今日は可愛い子がたくさん出勤してます」

具体的な料金やサービスを簡潔に伝えることで、お客さんは判断しやすくなります。

安全管理の役割

男性スタッフには女性キャストの安全を守るという重要な役割があります。

🛡️ 安全管理のポイント:

  • 女性キャッチの近くで活動する
  • 酔った客やトラブルの対応窓口になる
  • 深夜帯は男性の配置を強化する
  • トラブル時はすぐに対応できる体制を作る

特に深夜帯は、女性だけでのキャッチは避け、男性スタッフとのペアでの活動が推奨されます。


キャッチでメンタルを保つ方法

無視されるのが当たり前と心得る

キャッチで一番辛いのは無視され続けることです。しかし、これは当たり前のことだと割り切りましょう。

💡 心構え:

  • 10人声をかけて1人反応すれば上出来
  • 無視されても自分を否定されているわけではない
  • 相手も急いでいるだけ

コツを実践しても、全員がお店に来てくれるわけではありません。むしろ、無視されることの方が圧倒的に多いです。

声をかける母数を増やす意識

キャッチで成果を出す最大のコツは、とにかく数をこなすことです。

成功率が10%だとすると、10人に声をかければ1人、50人に声をかければ5人がお店に来てくれる計算です。コツを磨くことも大切ですが、まずは声をかける母数を増やすことが先決です。

辛くなったときの対処法

それでも辛くなったときの対処法を知っておきましょう。

😌 対処法:

  • 短時間で気持ちを切り替える(深呼吸など)
  • 他のスタッフと交代する
  • 無理をしすぎない(体調を崩しては元も子もない)

キャッチが辛すぎて続けられない場合は、キャッチ頻度の少ない店舗への移籍も選択肢の一つです。


キャッチから指名・リピーターにつなげる方法

キャッチで入店した客との距離感

キャッチでお客さんを連れてきた場合、入店前からコミュニケーションが取れているという強みがあります。

店内でも「さっきのあの子だ」と認識してもらえるため、最初から距離が近い状態でスタートできます。これは飛び込みのお客さんにはない大きなアドバンテージです。

店内接客でのフォロー

キャッチで連れてきたお客さんは、できれば自分が担当するのがベストです。

📝 フォローのポイント:

  • 「さっきはありがとうございます」と一言添える
  • キャッチ時の会話を覚えていることをアピール
  • 次回来店を促す一言を忘れずに

ドリンクバックとの関係

キャッチで連れてきたお客さんがリピーターになれば、ドリンクバックも増えていきます。

キャッチ → 入店 → 接客 → リピーター → ドリンクバック増加

この流れを意識すると、キャッチは単なる辛い業務ではなく、高収入への入口だと捉えられます。

時給やバックの仕組みについては「ガールズバーの時給相場と実収入」で詳しく解説しています。


キャッチでやってはいけないNG行為

法律違反になる行為

以下の行為は法律違反となり、摘発される可能性があります。

🚨 絶対にやってはいけない行為:

  • 腕を引っ張るなど物理的な接触
  • 断られた後のしつこい追従
  • 通行を妨害する行為(進路に立ちふさがるなど)
  • 数十メートルにわたってつきまとう

これらは風営法や迷惑防止条例で禁止されている「客引き」に該当します。

印象を悪くする行為

違法ではなくても、店の印象を悪くする行為は避けましょう。

NGな行為:

  • スマホをいじりながら立つ
  • タバコを吸いながらの声かけ
  • 他店の悪口を言う
  • 大声で話しかける
  • だるそうな態度

キャッチはお店の「顔」です。ここでの印象が悪ければ、お店全体の印象も悪くなります。

現実的な注意点

摘発を避けるための現実的な注意点も押さえておきましょう。

⚠️ 注意点:

  • 長時間同じ場所に立ち続けない
  • 競合店のキャッチと争わない
  • 虚偽の説明をしない(入店後のクレームに)
  • 警察のパトロールに注意する

キャッチを減らす・なくす方法

指名を獲得する

キャッチを減らす最も効果的な方法は、指名客を増やすことです。

自分を目当てに来てくれるお客さんがいれば、その時間帯はキャッチに出る必要がなくなります。

📱 指名を増やす方法:

  • SNSで出勤情報を発信する
  • 名刺を渡して再来店を促す
  • お客さんの名前や好みを覚える

繁忙時間帯に出勤する

忙しい時間帯に出勤することで、キャッチに出る頻度を減らせます。

キャッチが少なくなる時間帯:

  • ピーク時間帯(22時〜2時頃)
  • 週末の金曜・土曜
  • 給料日後の数日間

ただし、このような限定的な出勤は店長との交渉が必要になることが多いです。

キャッチが少ない店舗を選ぶ

そもそもキャッチ頻度が少ない店舗を選ぶという方法もあります。

🔍 キャッチが少ない店舗の特徴:

  • 常連客の比率が高い
  • Web・SNS集客に力を入れている
  • 繁華街の中心地ではなく少し外れた立地
  • スタッフ数とお客さんのバランスが適切

面接時に「キャッチの頻度はどのくらいですか?」と素直に質問するのも有効です。

バイト探しのコツについては「ガールズバーバイト初めての方必見!」で解説しています。


客引きの法律知識|働く前に知っておくべきこと

「客引き」と「呼び込み」「ビラ配り」の違い

法律上、「客引き」と「呼び込み」は明確に区別されています。

種類定義法的扱い
客引き特定の人につきまとう違法(風営法・迷惑防止条例)
呼び込み不特定多数への宣伝グレーゾーン(基本的にOK)
ビラ配りチラシ・ティッシュ配布道路使用許可があれば合法

ガールズバーで行われているのは基本的に「呼び込み」に近い行為であり、つきまとい等がなければ即違法とはなりません。ただし、地域によって規制が異なるため注意が必要です。

参考:風営法第22条(e-Gov法令検索)

道路使用許可と禁止区域

ビラ配りを行う場合は、道路使用許可が必要です。許可なく道路上で配布行為を行うと、道路交通法違反となる可能性があります。

また、地域によっては客引き禁止区域が設定されている場合があります。禁止区域で活動すると、条例違反として摘発されるリスクがあります。

地域別の規制状況

地域によって客引きの規制は大きく異なります。

📍 大阪府(2022年7月〜): 大阪府では迷惑防止条例が改正され、ガールズバーの客引きも禁止対象となりました。違反した場合、6ヶ月以下の懲役または50万円以下の罰金が科される可能性があります。

参考:大阪府警察「違法な客引き等について」

📍 新宿区: 歌舞伎町1・2丁目、新宿2・3丁目、西新宿1丁目は客引き行為等防止特定地区に指定されており、客引き行為そのものが禁止されています。違反を繰り返すと、5万円以下の過料が科されます。

参考:新宿区「客引き行為等の防止に関する条例」

⚠️ 働く前に確認すべきこと:

  • 店舗がある地域の条例を確認する
  • 禁止区域に該当しないか確認する
  • 不明な点は店長やオーナーに質問する

摘発されるケース

実際に摘発されるのは、以下のような悪質なケースがほとんどです。

🚨 摘発されやすいケース:

  • つきまとい・物理的接触
  • 組織的・常習的な悪質行為
  • 禁止区域での活動
  • 警察の注意を無視して継続

通常のキャッチ(店前での声かけ程度)で摘発されるケースは稀ですが、地域の規制を無視した行為は摘発リスクが高まります。


体験入店でもキャッチに出る?

店舗によって対応は異なる

体験入店(体入)でキャッチに出るかどうかは、店舗によって異なります

パターン内容
体入初日からキャッチあり最初からキャッチに出す店舗
体入中は店内のみ様子を見てから判断する店舗
キャッチなしの店舗そもそもキャッチ業務がない店舗

「体入でもキャッチに出ますか?」と事前に確認しておくと、入店後のギャップを防げます。

面接・体入時に確認すべきこと

キャッチ業務について、面接時に確認しておくべきポイントをまとめました。

確認リスト:

  • キャッチの頻度(毎日?週何回?)
  • 体入時のキャッチ有無
  • キャッチのインセンティブ制度
  • キャッチなしで働く方法はあるか
  • 禁止区域に該当しないか

聞きづらいかもしれませんが、働き始めてから「こんなはずじゃなかった」となるよりマシです。遠慮せずに質問しましょう。


よくある質問

キャッチ中の時給は店内と同じ?

基本的に同じ時給が発生します。ただし「待機時給カット」の制度がある店舗もあるため、事前に確認しておきましょう。

お客さんを連れてきたら歩合はある?

多くの店舗でインセンティブ制度があります。1組あたり数百円〜1,000円程度が相場です。

キャッチ中にトラブルが起きたら?

一人で対応せず、すぐに店内スタッフへ連絡してください。酔った客や危険な人物には無理に対応しないことが大切です。

キャッチが苦手でも働ける?

指名を増やす、繁忙時間帯に出勤するなどの工夫で頻度を減らせる可能性があります。また、キャッチ頻度が少ない店舗を選ぶ方法もあります。

キャッチなしの店はある?

完全にキャッチなしの店舗は少ないですが、頻度が少ない店舗は存在します。面接時に確認しましょう。

キャッチが辛くて続けられない。どうしたらいい?

無視されるのは当たり前と割り切ることが大切です。それでも辛い場合は、キャッチ頻度の少ない店舗への移籍も選択肢として検討してください。

まとめ

ガールズバーのキャッチは、ノルマ制の代わりに存在する集客の仕組みです。辛い業務ではありますが、コツを掴めば成果を出せるようになり、インセンティブで収入アップにもつながります。

キャッチで成果を出すポイントは、笑顔・自然な声かけ・声をかける人の見極めです。身だしなみは「万人受け」を意識し、清潔感を大切にしましょう。

法的には、「客引き」と「呼び込み」は区別されており、つきまとい等がなければ基本的に違法ではありません。ただし、大阪府や新宿区など地域によって規制が厳しい場所もあるため、働く前に確認が必要です。

キャッチを減らしたい場合は、指名客を増やす・繁忙時間帯に出勤する・キャッチ頻度の少ない店舗を選ぶといった方法があります。面接時に遠慮せずキャッチについて質問し、自分に合った店舗を見つけてください。


【参考情報】

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